資格を取ると貧乏になるのは自分の適性を考えないから
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最終更新日:2024/11/16
資格全般
この最近、「資格を取ると貧乏になります」という本が発売されました。
この本は、弁護士、税理士、公認会計士などの難関資格を持っているからと言って食べていけるとは限らないというような内容が書かれています。
こういう難関資格は勉強期間が大変長引く上に、当然、教材費などの費用もかさみます。
おまけに大抵は資格学校に通うので、その費用は半端ありません。
果たしてここまでの時間とお金を費やして難関資格を取って元は取れるのかというと、全部が全部そうではないようです。
また、必ずしも「資格を取ると貧乏になります」とは言い切れないにしても、一部の人はその資格を活かせないでいるようです。
自分の適性を考えて資格を取る
それぞれの資格には適性があります。
その人の性格や特技・興味のある分野に合う資格なら存分に活かせると思うのです。
中でも一番大きいのは性格かと思います。
弁護士、税理士、公認会計士などの難関資格は、人に会う仕事。
そしてコミュニケーション能力がものを言う仕事。
人を説得することに長けている人、営業力のある人には向いています。
そして今流行のTOEICもコミュニケーション能力がものを言います。
人と話すことが好きな人に向いているかと思います。
また、自分は内気で話すのが苦手だけど、英語を通じてこの性格を克服しようという前向き思考の方にはいいと思います。
私も大学時代には、自分の適性も考えず、TOEICだ、英検だと目指していましたが、そもそも内気で、しかも、自発的に人と話そうという気持ちがなかったため、向いていなかったようです。
また、社会人になって経理の方を伸ばしていって税理士までと思った時もあったのですが、やはり人と会って話すのが苦手な性格のため、思いとどまりました。
内気で話すのが苦手だけど、ひとりで作業をコツコツするのが好き、そして芸術的なことが好きな私は、WEBクリエイターやIllustrator、Photoshop、色彩検定、簿記などが向いていたようです。
(思えば、自分の性質を考えて取得したような気がします^^)
今もこれらの資格で学んだことを使ってコツコツ仕事しています。
決して難関資格ではありませんが、自分の得意分野、そして自分の性格に合っているので、十分役立てております。
というワケで、資格を取ると貧乏になるかどうかは、自分の適性を考えて取得すれば役立てることはできるけど、自分の適性を考えず、ただ、儲かるからとか、尊敬されたいからとか考えて取得すると貧乏になる可能性があると思います。
自分の性格や適性に合わない資格を取るのは、まったく意味がないとはいいません。
しかしこの本の表題の通り、「資格を取ると貧乏になります」みたいな結果もありうるでしょう。
資格手当で収入アップ・必置資格はお得
なお、資格手当がある場合は、収入アップになりますので資格を取得する価値が十分あります。
宅建や第一種衛生管理者など、従業員〇人に1人は必要などの必置資格は持っているだけで収入アップなのでお得です。
さらに、就職や転職でも有利になります。
さらに、必置資格を持っているとリストラの対象になりにくいという利点もあります。
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