第一種衛生管理者を受けて合格しました
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最終更新日:2024/11/10
工業系資格
この度、第一種衛生管理者を受験し合格することができました。
第一種衛生管理者は、その名の通り、組織の衛生管理を行う者に必要な資格です。
従業員が50~200人の職場では1人、201~500人の職場では2人、501~1,000人の職場であれば3人、1,001~2,000人の職場では4人、2,000~3,000人の職場では5人、3,000人を超える職場では6人の衛生管理者が必要です。
規模が大きい職場ほど多くの衛生管理者が必要になるため、ニーズの高い資格です。
資格手当が出る企業もあります。
しかもニーズの高い資格にもかかわらず、難易度はそんなに高くありません。
第一種衛生管理者の合格率は45%です。
総合で60%以上得点できれば合格できますが、1科目でも40%未満の得点のものがあれば不合格になってしまうので、どの科目も満遍なく勉強する必要があります。
第一種衛生管理者の受験資格
第一種衛生管理者を受験するには受験資格(実務経験)が必要です。
また、その受験資格を証明するための事業者証明書が必要です。
第一種衛生管理者の受験資格には、健康診断実施に必要な業務や職場の衛生管理、衛生上の調査の業務等があります。
※詳しくは受験資格(第一種衛生管理者・第二種衛生管理者) (exam.or.jp)をご覧ください。
何を言っているのか分からない、衛生管理の仕事なんてしたことがないと思う前に振り返ってみてください。
今までの社会人生活で、整理整頓はしてきましたか?
職場の掃除はしてきましたか?
総務の人などでは健康診断の手配や準備に関する業務もありそうですね。
社会人経験のある人であれば多くの人が受験資格に当てはまるのです。
しかも10年以上の経験があれば、事業者証明書だけ準備すればよいのです。
10年未満の場合は、1年以上の場合は大学の卒業証明書、5年以上の場合は高校の卒業証明書が必要です。
※他にも受験申請書や身分証明書の提出も必要ですが、詳しくは安全衛生技術試験協会のページをご覧ください。
事業者証明書とは?
衛生管理者の試験を受験するためには事業者証明書が必要です。
事業者証明書は、安全衛生技術者協会の事業者証明書様式からダウンロードできます。
入力は手書きでもパソコンでの入力でもOK。
でも大事なのは事業者に証明してもらうこと。
準備した証明書を雇用されたことのある事業者に見てもらい了承を得た上で受験しましょう。
でないと、確認の電話が事業者に入った時、「え?何のことですか?」となり、受験資格なしとなってしまう可能性があるからです。
ちなみに私は初受験で前の会社の社長に事業者証明をしてもらったのですが、確認の電話はなかったようです。
勉強方法は1問1答の問題集を繰り返す
さてさて、難易度はそんなに高くない第一種衛生管理者ですが、きちんと勉強しないと不合格になってしまいます。
逆に言えば、きちんと勉強すれば合格できる試験です。
私は1問1答の問題集を1か月間繰り返し解きましたが、これで初めて過去問を解いたとき86点でした。
その後過去問12年分を解き、平均91点になり、受験に臨み、合格しました。
ちなみに使った問題集は、第1種衛生管理者 一問一答 パーフェクト1500問 ’23~’24年版のkindle版でした。
スマホで使ったので、次のページに答えと解説があるという状態で赤シートなしでも十分使えました。
通勤時間や休憩時間など小間切れ時間でも勉強しやすくて助かりました。
合格後は免許申請も大切
第一種衛生管理者を合格したら、免許申請も大切です。
免許申請書類は受験会場の分かりやすい所に置いてありますので、受験時に持って帰りましょう。
合格後は、その申請用紙に必要事項を入力したり、手数料(1,500円)分の収入印紙を準備したり、身分証明書のコピー、合格通知書(原本)が必要です。
さらに写真も必要です。
私は、頭が切れた写真を提出してしまい、「上3ミリの余白がある写真を再提出してください」と緑の封筒が届きました。
やはり免許なだけにちゃんとした写真が必要なようで、スピード証明写真機で準備して送り返しました。
第一種衛生管理者の免許は申請してから30日以内に届くようですが、私は写真の不備があったため、もう少し長くなるかもしれません。
このような失敗例もあるので、免許申請の際は、ちゃんとした証明写真を準備しましょう。
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