転職面接の流れが分かりやすいセミナー
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面接対策
大阪しごとフィールドの面接突破セミナー第2弾は、面接の流れを説明したセミナー。
大阪しごとフィールドに登録すると合言葉のメールが届くので、その合言葉を入力すると面接突破セミナーを見ることができます。
今回は面接突破セミナー 面接の流れ編のレポートと私が思ったことや経験したことを記事にします。
8割くらいの転職面接がこの流れ
面接突破セミナーの面接の流れ編では、早速面接の流れが説明されます。
転職面接の8割くらいが以下の流れだそうです。
・入室(ドアノックは2~3回)
・挨拶と簡単に自己紹介
・自己PR(職務経歴)
・志望理由
・転職理由(退職理由)
・プライベートな話(ないこともある)
・逆質問
・退出
面接の質問は、5~6個くらいの場合が多い様子。
時間は25~30分くらいのところが多いが、15分という早い企業もあるそうです。
ただ、私が何社か面接を受けたところ、上記以外の質問もよくありました。
面接の質問の数も10~13個くらいありました。
エクセルはどれくらい使えるか、転職活動の状況はどうか、どれくらい給料をもらっていたか、マネジメント経験はあるかなどなど。
この辺、職種によっても違ってくると思うので、職種別に対策が載っているサイトや書籍を参考にするとよいかと思います。
私は転職&再就職者のための100問100答と転職の面接テクニックをヒントに大体の質問の回答を準備できましたが、さすがに「エクセルはどれくらい使えるか」という質問は、実際の企業面接で初めて出くわしました。
さて、少々横道にそれましたが、それぞれの項目で気を付けることを今回の面接の流れセミナーで説明してくださいました。
入室から簡単な自己紹介まで
このセミナーでは、ノックは2回と説明されていましたが、3回でもよいかと思います。
2回はトイレのノック、3回は敬意を表したノックと聞いたことがあります。
その後
どうぞと言われたら入室します。
なお、このセミナーでは説明されていませんでしたが、入室後「失礼いたします」と先に言って、15度の会釈を行います。
後ろ手ではなくドアは向き直って丁寧に閉めます。
「〇〇〇〇と申します。
本日はよろしくお願いいたします」
と面接官の目(鼻や口元のあたり)を見て挨拶します。
このセミナーでは説明されていませんでしたが、「よろしくお願いいたします」の後に30度のお辞儀をします。
このように自己紹介は名前とよろしくお願いいたしますだけでよいとのこと。
これもまたこのセミナーならではの発見です。
この挨拶(第一印象)でほぼ面接は決まるそうです。
ポイントは以下の通り。
1.面接官の目を見て挨拶
2.挨拶は大きな声で
このセミナーでは説明されていませんでしたが、目を直接見ると緊張するという場合は、鼻や口元を見るといいですね。
ここの挨拶がバチっと決まれば、今後の緊張度が変わるようです。
逆に挨拶がボロボロだったり、どうだったかな?と自信がないようだと、その後の面接もガチガチに緊張ということになりやすいようです。
この辺は模擬面接を受けたり、場数をこなして慣れていくしかないかと思います。
「知っている」段階から「実際にできる」段階になるには、経験を積むしかありません。
自己PR(職務経歴)
「経歴をお話しください」等と分かりやすく質問されることが多いが、中には「あなたのことを教えてください」というぼんやりとした聞き方の場合もある様子。
注意点としては以下の通り。
・自分史を語らない
・採用するとお得な情報を伝えるイメージで
・話しすぎない(1分くらいが適切)
志望理由
「なぜ当社を選んでくれたのですか?」等という風に聞かれます。
ポイントとしては、自分だけのエピソードを加えて話すと熱意が伝わりやすいとのこと。
また、余裕があれば、入社後のイメージも話すといいようです。
履歴書に書かれたまま話さず、履歴書に書いた部分を話し言葉にして、それに付け加えて答えるのが理想的だそうです。
入社後のイメージは余裕があればとのことでしたが、入社後のイメージができれば、より入社意欲が高まりますし、不安を払拭できますね。
堂々と面接を受けるためにも入社後のイメージは大事だと思いました。
入社後のイメージができていれば、たとえその通りでなくても、自信をもって堂々と面接を受けることができると思います。
転職理由(退職理由)
基本中の基本ですが、ネガティブ(他責)な発言は避けた方がいいとのことでした。
この辺、あまり詳しい説明はありませんでした。
なお、このセミナーでは説明されていませんでしたが、解雇や倒産などでやむを得ず退職になった場合は事実を回答した上で前向きな気持ちを表現するとよいようです。
プライベートの話
学生など初めて働く方に聞くことが多いとのことです。
深く考えず、ありのまま答えればいいようです。
セミナーでは説明されていなかったのですが、緊張をほぐすためにこういった質問をすることがよくあるようです。
逆質問は無理にしなくていい
このセミナーでは逆質問の項目が一番目からウロコでした。
そんなに考えなくていい。
なくてもいいとのことです。
その理由は以下の通り。
・逆質問の有無で評価は変わらない
・調べれば簡単に分かるような内容は逆効果
・転職では逆質問が評価にプラスになることはない
・聞きたいことや本当に気になることがあるなら逆質問をすればいい
・求人票に記載のものやウェブサイトに記載されているものは評価が落ちる
あれ?あれれ?!
これまでどの面接対策本でも逆質問をするようにと書かれていましたし、ハローワークの窓口でもこういう逆質問をしてくださいとアドバイスがありましたよ?!
え?!ホントなの?!と思いましたが、
逆質問は準備していくものではない。
その分、自己PRと志望動機に時間を割く方を優先した方がいいとのことでした。
確かに聞く必要がないと思っているのに聞くなんておかしいですよね。
その分、自己PRや志望動機を練った方が、自分を採用するメリットや熱意を伝えられますし、この点納得です。
また、面接中にその会社の業務についてしっかり説明して下さる会社もありますしね。
セミナーでは説明がありませんでしたが、そんな時はこう答えるとよいでしょう。
「この度の面接で十分に説明してくださいましたので、質問はございません。
御社の業務内容を詳しくうかがい、より入社意欲が高まりました」
転職&再就職者のための100問100答をヒントにした回答です。
面接で伝えられること
面接で伝えられることは以下の通りです。
・熱意と人柄を伝える
・自分を採用するメリットを必ず伝える(自己PRや志望動機などで)
自分を採用するメリットを伝えるには、企業がどんな人を採用したいか求人票やホームページなどで確認する必要がありますね。
その企業のニーズに合致する職務経験があれば自己PRなどで話せばいいかと思います。
また、大体の企業が、コミュニケーション能力がある人、協調性がある人、向上心がある人、忍耐力がある人を望んでいますから、そのどれかをエピソードを添えてウリにするもいいのではないかと思います。
また、応募する企業に聞いてもいいかと思いますが、求める人材・人物像が求人票やホームページに載っていれば、マイナス評価になる可能性もあります。
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