面接突破セミナー概要と評価編のレポート

就職・転職には必ずと言っていいほど面接はつきもの。
どんなに実務経験や取得している資格が素晴らしくても面接がダメなら採用されるのは難しい。

でも面接はどんな対策をすればよいか分からない。
対策をしても不採用続き。
コミュ障でも面接は突破できるのだろうか。

そんな方におすすめなのが、

大阪しごとフィールドの面接突破セミナー。

このセミナーではコミュ障でも面接を突破できるヒントが分かりやすく説明されています。
次の項目では面接突破セミナー概要＆評価編の要点を説明します。

なぜ企業は面接をするのか？

1%の企業は面接なしですが、99%の企業が面接ありです。
面接をしないと「一緒に働く人」を決めることができないからです。

面接官が面接時に聞きたいことは以下のとおり。

①組織で活躍できそうか
欠員の穴を埋められるかどうか
スキルが合っているか、経験が合っているかどうか

②あなたがどんな人か

ただ、上記2点を面接でしっかり伝えることができれば、面接通過できるかというと、そうでもないようです。
要素としてはこれだけでは足りないということです。

面接で評価されていること

Googleで「面接評価」で検索をかけると、面接評価シートが出てきます。

例えば、1人しか採用枠がないのに、複数来た場合に備えて、面接採点シートを使っています。
面接官が手元で何か書いている時は面接評価シートに書き込んでいる可能性大。

規模の大きな企業や面接選考が複数ある場合、面接評価基準によって採点されることが多い。
中小企業も結構使っているとのことです。

一次面接では特に評価シートが使われるようです。

面接評価基準について

面接評価基準は大体以下の通り。
項目別に採点されます。

※画像は大阪しごとフィールドのセミナーのフリップです。

マナー・見た目・第一印象

ルックスがいい・悪いではなく、その職場に合っているかどうか。
清潔感。礼儀正しさ。ビジネスマナー。明るさ。元気の良さなど。

マナーと第一印象が低い場合は挽回が難しいとのこと。
ここがよくないと、全体の数値が下がるようです。

会話力

会話のキャッチボールができているかどうか。
質問に対して的確な回答ができているかどうか。
質問に対する回答が的外れな場合は、どんなにいい内容でもここが低くなるようです。

思考力

話している内容が論理的かどうか。
筋が通っているか。矛盾点がないか。

主体性

エピソードに主体性があるかどうか。
受け身的ではないか。

意欲

その会社に入りたいという熱意があるかどうか。

適正

その会社に適しているかどうか。
スキルマッチ。できることと経験。
例えば、経理面接では、エクセルはどのくらい使えるか等。

なお、採点はあまり差がつかないことが多い様子。
1点の些細な差が合否に大きく影響するようです。

同点だった場合は、適正・意欲の差で判断されやすいので、ガッチリ準備しておきたいですね。

上記のように、面接は受け答えの内容だけでなく、マナーや印象、一般的な会話での受け答えも重要な評価項目になることが分かりました。

印象アップ大作戦

最後に印象アップ大作戦のフリップがでてきました。

・大きな声であいさつ（最悪、内容よりも元気のよさ）
しっかり挨拶ができるか、しっかり頭を下げられるか

・目を見て会話（鼻を見て話す）
オンライン面接の場合はカメラを見る

・さりげなく笑顔
マスクをしている場合も柔らかそうな表情で臨む

緊張する方は、「ちょっと私、緊張しているんです。すいません」と第一声で言うのも効果的だそうです
言葉に詰まった場合、「すいません、私、緊張していて…」というのもアリだそうです。

面接対策でまず最初にやるのはマナーと第一印象

この面接突破セミナーの動画を見て、面接でまず初めに対策すべき点は「マナー・見た目・第一印象」であることが分かりました。

メラビアンの法則にもあるように、見た目や声が結構大きなウェイトを占めます。
見た目：55%　声の大きさ：38%　話す内容：7%

ビジネスマナーと第一印象は、自分一人の面接練習では身につきにくいので、ハローワークや転職エージェントの模擬面接を利用するとよいかと思います。

ただ、心の準備もできないまま、強引に「応募しましょう」と進められてしまう場合もあるので、
気持ちが固まるまでは、少人数の模擬面接セミナーに参加するという方法もアリだと思います。