自己分析の方法が分かるセミナーのレポート
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仕事・キャリア
大阪しごとフィールドの自己分析セミナーを見てみました。
応募する職種や応募先企業を決めるのに、自己分析は必要です。
また、自己分析がしっかりできていると、職務経歴書の作成や面接での受け答えがスムーズになります。
自己分析は生き方から考える
さてさて、この自己分析セミナー、
何をしたいか?
どう生きたいか
というフリップから始まりました。
仕事以前にどう生きたいかは大事ですよね。
皆さまもぜひ一度考えてみて下さい。
何のために働くか
次に、何のために働いているか?と質問を投げかけられました。
しばらく考えました。
人によって違うと思いますが、以下のような回答が多いかもしれません。
・生活のため(←ほとんどこれかと)
・達成感
・必要とされるから
さすがに「楽しいから」という人は随分少ないでしょうね。
自分に合う環境で 自分に合う仕事をされている方がこの世にどれだけいるだろうと思わず考えてしまいました。
できること、やりたいこと、どういう状態でありたいか?
次に仕事探しに役立つ自己分析の方法を紹介して下さいました。
A.自分にできること
B.自分がやりたいこと
C.どういう状態なら自分は幸せか
この3つの中でどれを重視するかで自己分析の方法が変わってくるようです。
できることから考える場合
まず、Aの自分にできることを重視するタイプ。
自分にできることを最も重視するタイプは、給料が上がっていく安定型のようです。
できることから考えるという自己分析の方法は、転職活動でオーソドックスな方法。
自分のキャリアの棚卸しを行います。
・何の業務を担当したか
・意識して取り組んだこと
・身に付いたことややりがいを感じたこと
・今後活かして取り組みたいこと
つまり、自分の経験とスキルから、できる仕事を選ぶのです。
このタイプが成功するコツは、キャリアを分散せず積み重ねるとのこと。
そしてできることや経験してきたことを言語化するとよいようです。
つまり、1つの仕事を長く続けることで他の人に説明できるくらい熟達した専門家になるということです。
また、他人から何らかの評価があれば、より自己分析しやすいようです。
やりたいことから考える場合
一度きりの人生、やりたいことは何か考えることから自己分析が始まるようです。
ただ、やりたいことが収入に結びつかないケースもあるようで、できることから仕事を選ぶ人より不安定とのことです。
しかし自分がやりたいことと世の中のニーズが一致すると収入がぐっと増える可能性も秘めている様子。
さて、このような自分がやりたいことから仕事を選びたい人の自己分析の方法は次の通り。
人生でやりたいことを100個書くという方法です。
100個書いた中で仕事に結びつくことがない場合は、プライベートを大切にする人なので余暇を十分に取れる仕事や働き方がよいようです。
また、やりたいことを重視するタイプは、尊敬する人を分析するのもよいとのこと。
誰々のように何々ができるようになりたい
誰々のように何々したい など
なお、セミナーでは説明されていませんでしたが、自分が尊敬する人はなぜやりたいことができているのだろうまで分析するとその人に近づくようです。
どうありたいかを重視する場合
心の状態や環境を大切に働きたいという方は、どういう状態なら自分は幸せか考えるという方法がよいとのこと。
自己分析の方法は、まず、心と体の声に耳を傾けるという方法です。
自分にとって何がストレスか振り返ります。
1.心が喜んでいた状態を書き出す
・仕事を褒められた
・自分がやったことで感謝された
・目標を達成した など
2.体がストレスを抱えていた状態を書き出す
・プレッシャー
・長時間労働
・睡眠不足
・手柄を横取りされた など
このように自分の心を重視するタイプは、会社の環境を面接や職場見学で確認するとよいとのことです。
ただ、短い時間でその企業の環境を見抜くのは難しいので、転職会議などの口コミで確認するのもよいかと思います。
また、自分がどんな状態なら幸せかを重視する人は、自宅を自分の好きな環境に整えてテレワークをするのもよいと思いました。
セミナーからちょっと横道にそれますが、
フルリモート求人特化型転職支援サイトでは、完全在宅ワークの募集があるので、興味のある人はプロフィールを登録しておくとよいでしょう。
フルリモート求人特化型転職支援サイト【ReWorks(リワークス)】
職歴や資格だけでなく受賞歴を書く欄もあるので、コンテストで入賞もしくは入選したことのあるクリエイターさんや社内で表彰されたことのある方は記入しておくと良いでしょう。
これまで手がけたものや作品の画像の登録、ポートフォリオのURLも登録ができるのでクリエイティブ職にもおすすめです。
他の人からフィードバックをもらう
自己分析は過去の自分を振り返るのが基本ですが、複数人でやるとさらに多くを発見できるとのこと。
ジョハリの窓のフリップが出てきて説明して下さいました。
自分について
1.自分も他人も知っていること
2.自分は知っていて他人は知らないこと
3.自分は知らないが他人が知っていること
4.自分も他人も知らないこと
1の部分が多いのが望ましいですが、2については積極的に自己開示していくこと、3については他者からフィードバックをもらうことで1の部分が増えていき、より的確な自己分析ができるようになるようです。
すなわち他者と積極的にコミュニケーションを取るのが自己分析のヒントになるということです。
フィードバックを恐れずに聞いたり、自己開示するには勇気がいりますね。
フィードバックで思い出しましたが、面接の逆質問で、
「お差し支えなければ、この度の面接のフォードバックをいただけますでしょうか」という質問をされる方がいらっしゃいます。
このような方は、勇気ある人ですし、問題解決意識も高く、企業では重宝されるのではないでしょうか。
また横道にそれましたが、自己分析は行動を起こすほど自分が見えてくるとのことです。
興味があるものはまずやってみるといいですね。
そして最後に、今回のセミナーで説明されたやり方で自己分析をしても分からない場合は、大阪しごとフィールドのカウンセラーに相談するといっしょに考えてくれるので、自己分析のお手伝いができますという風に締めくくられました。
無料で利用できるし、求職者にとって助かるシステムだと思います。
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