宅建の登録実務講習に行ってきました!
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宅建
先日、宅建の登録実務講習を受けてきました。
試験に合格して宅地建物取引士の登録を受けるには、2年の実務経験が必要ですが、その実務経験がない場合、登録実務講習を受ける必要があります。
登録実務講習は、約1ヶ月間の通信講座と2日間の講習で成り立っています。
登録実務講習の通信講座(約1ヶ月間)
1ヶ月間の通信講座は自宅での学習ですが、演習問題だけ解くのであれば1日で終わります。
しかし、私はテキストもじっくり読んだ上で、演習問題を解き、トラブル事例集等も読んだので、1ヶ月かかりました。
テキストを読み進めるにあたって、宅建士は、物件について調査することが多く、現地だけでなく、水道局や法務局などいろんな所で書類を取り寄せて確認する必要があることをテキストで知り、宅建士は思ったより大変な仕事だということが分かりました。
なお、登録実務講習の修了試験の〇×問題は、テキストと資料集の持ち込みはOKで、しかも先生が試験に出るところを教えて下さるので、最悪、通信講座の時間が取れなかったという人でも合格できます。
ただ、前もってテキストの内容を理解し、演習問題をしっかり解いておくと、修了試験でスムーズに解答できます。
(修了試験の〇×問題は、通信講座の演習問題の中から出ます)
登録実務講習の2日間の講習(スクーリング)
登録実務講習の2日間の講習(スクーリング)なのですが、こちらも演習問題を行います。
その演習問題なのですが、通信講座の4肢択一問題とは違い、重要事項説明書や契約書(37条書面)の穴埋めをしていきます。
この穴埋めは、講義を見た後、テキストや資料集を見ながら埋めていくので難しいものではありません。
2日間の講習で使うテキストと資料集
(テキストの中にワークブックがあり、その穴埋めをしていきます)
ゆっくりやっても時間が余ります。
なお、登録実務講習の修了試験の記述問題も、試験用の資料を見て重要事項説明書や契約書(37条書面)の穴埋めをしていきます。
試験というより、資料に書いてある部分を書き写す感じです。
試験用資料に解答が載っているようなものなので、余裕で合格できます。
ゆっくり解いても時間が余るので焦らないようにしましょう。
登録実務講習で得た情報
登録実務講習では、先生が実務に関する話をして下さることがあります。
その中でも印象的だったのが、重要事項説明書や契約書(37条書面)は、内容をよく確認して記名する必要があることです。
もしも記名した重要事項説明書や契約書(37条書面)に間違いがあれば、善管注意義務違反で1億円以下の損害賠償請求を受ける可能性もあるので責任重大とのことです。
気を付けて確認していても、何かの見落とし、調査で分からなかったことも発生するかもしれません。
そう考えると宅建士の仕事はちょっとこわいですね。
でも大丈夫!先生がこの点について保険もあることを説明してくださいました。
私は資格手当狙いで宅建士を取りましたが、もし将来で宅建士の仕事を行うことがあれば、保険に加入した上で行えばよいことが分かり、この点でも実りのある登録実務講習になりました。
登録実務講習の先生に感謝です。
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