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宅建の民法は難しい?勉強法は?捨てる選択はアリ?

公開日: 2024/11/16 : 最終更新日:2025/03/15 宅建

私は、宅建の勉強をしていて民法が特別難しいとは思いませんでした。

というのもテキストはレトスの無料テキストを使い、テキストで一定の法則(パターン)を覚え、その項目に関連した過去問を1問1答式ですぐに解くという勉強法をしていたからです。

レトスの無料テキストは、覚えるべき点をスッキリまとめてあり、要所でイラストや図を使って説明されていたので分かりやすいと思いました。

また、各項目のテキストの後には、その項目に関連した過去問が1問1答式で載っていたので、テキストを読んで理解したらすぐにアウトプットでき、自分の理解度が分かります。

テキストを読んで理解し、その後すぐに問題を解くので、自分でも解けるという実感がすぐに味わえます。

実力がついているという実感があったのも、民法が難しいと思わなかった理由の1つです。

民法が難しい、勉強法が分からないという方は、レトスの無料テキストを見て、その後の問題を解いてみるとよいでしょう。

レトスの無料テキストの後に載っている問題は、問題数も多いので、多くのパターンを学ぶことができます。

民法の基本的な勉強法

間違えたら解説を読んで理解し、もう一度解きます。
解いた後にテキストに戻って確認すると効果的です。

どの項目も一定の法則(パターン)があります。

この場合はこうといったものです。

例えば、取得時効の問題であれば以下のようなパターンがあります。

A.善意無過失で所有の意思をもって占有を開始すれば10年で取得時効
B.善意無過失でなければ20年で取得時効
C.前の占有者が善意無過失で占有を開始すれば、前の人の占有期間と合わせて10年で取得時効
D.前の占有者が善意無過失でなければ、前の人の占有期間と合わせて20年、もしくは、自分が善意無過失で占有を開始した場合は10年のどちらか短い方
E.所有の意思を持たずに占有した場合は取得時効無し(人から借りている場合など)

というように一定の法則(パターン)があります。

そのパターンを1つ1つ丁寧に覚えていけば、民法は難しいものではありません。

むしろ、得点源にさえなりうるのです。

法改正でコロコロ変わるから、民法で得点は難しいという意見の人もおられますが、法改正点は予想問題集で学習できるので気にする必要はありません。

出題が予想される法改正点が詳しく載っている予想問題集としては、「これで合格!宅建士直前予想模試」がおすすめです。
※リンクは2024年のものですが、購入される場合は受験年度のものをご購入ください。

また、人間は一度覚えて、その後その知識を使わなかったらすぐに忘れます。

なので、学んだことは、翌日にもう一度復習し、さらに1週間後と1ヶ月後に復習します。
その後は1ヶ月ごとに繰り返せば試験日まで忘れません。

宅建の民法は捨てる選択アリ?

結論から言えば、民法で全く得点できなければ宅建は合格できないので、ナシです。

上記でも述べたように、民法は分かりやすいテキストでパターン学習し、すぐにその項目に関連した過去問を解くといった勉強法で身に付けることができます。

法改正があったとしても予想問題集に載っているので、そこで再度学習すればよいのです。

宅建は50問中35問解ければ合格の時代もありました。

しかし現在は35問では厳しく、時には37点~38点が合格ラインの年もあります。

そんな時、民法で少しでも得点をカバーできればよいと思いませんか?

シビアに得点を見積もったとします。

宅建業法   20問中17問正解
法令上の制限 8問中6問正解
税その他   3問中1問正解
5問免除    5問中3問正解

とすれば、合格余裕圏に達するには、民法で後9問正解しなければなりません。

宅建業法が18点、法令上の制限が7点の場合でも7問正解する必要があります。

現在の宅建は合格ラインが高くなっているので、民法で10点以上取れればかなり合格しやすい状態と言えます。

宅建業法や法令上の制限を完璧にしたとしても、9割以上得点できる保証はありません。

だとすれば、合格を確実にするなら民法もしっかり勉強しておくことをおすすめします。
民法は日常生活でも役立ちますし、行政書士や司法書士などでも出題されるので、こういった上位資格を目指す場合にも役立ちます。

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