勉強が楽しいのは8割くらい解ける問題
私の経験からのお話で恐縮なのですが、資格勉強は7~8割以上解けるようになった時点が勉強で一番楽しい時期だと思います。(合格した時は除きます^^)
7割解けたら合格ライン、8割解けたら余裕。
そう思うと問題を解くのが楽しくなってきます。
この7~8割が爽快。楽しい!という気持ちです。
とは言っても、2~3割はまだ未知の部分が残されています。
この2~3割の部分がチャレンジ部分。
未知の部分なので好奇心がくすぐられます。
つまり程よく刺激がある状態。
100%解けたらなんだかもう物足りない。
こんな勉強もういいや。飽きた。
試験日まで適当にやっとこ。→刺激がなくつまらない状態です。
そしてあまりに解けなさすぎても、全然解けなくても楽しくありません。
私には無理、できなさそうと思うと試合終了。
また、進まないことにストレスすら感じます。
しかし、どんな資格勉強でも大抵が知らない部分が多い状態から始まります。
仕事や日常で日頃やっていることと関わりがあれば、40~50%くらいからスタートできるでしょう。
資格ビギナーのうちはスタート地点がなるべくゴールに近い資格から始めるとよいかと思います。
(正答率7割8割の楽しい時期に早く突入しやすいので)
ただ、スタート地点がどうであれ、資格勉強・受験勉強は繰り返しが命。
勉強を始めてしばらくの間は、インプット作業、そしてアウトプット作業の繰り返し。
インプット部分はさらっとでいいですが、アウトプット作業を重点的に繰り返します。
つまり、問題集を繰り返し解くという状態。
この繰り返し学習をひたすら続けていると、7~8割解ける状態、つまり、勉強で一番楽しい時期に突入できるのです。
そして最後の仕上げで9割くらいに持っていけると理想です。
ただ、こんなに正答率が高くなくても大抵の資格試験は受かります。
試験のちょっと前に8~9割くらいに達するくらいがモチベーション維持で望ましい状態なのかもしれません。
あんまり試験日より早く合格点以上に達してしまうと興味が失せたり、つまらなくなるという可能性もあるようです。
私は高校時代、公文式学習をしておりましたが、最初入ったのが確実に解ける問題からで、その後徐々に難易度が上がっていきました。
公文式学習はこの点(楽しい部分8:刺激部分2)といった程よく刺激がある状態を意識していたのかもしれません。
また、第二種電気工事士の「すい~と合格」(筆記の方)も覚えやすい項目から並べられているので、これも学習する者が飽きない構成になっていて良書かと思います。
ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格2014年版 新品価格 |
よいテキスト問題集の例は簡単な問題から並べられています。
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