事務職の有効求人倍率の低さ
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事務系資格
最近、事務職の有効求人倍率が大変低くなっています。
事務職の需要に対して供給が上回っています。
事務職全体の有効求人倍率は0.37倍。
志願者1人に対して0.37件しか仕事がありません。
競争率にすれば2.7倍、合格率で言えば37%くらい。
まあ、企業によっては多く取ったり少なく取ったりするから目安でしかありませんが。
もくじ
一般事務だけに絞ると厳しい
一般事務だけの有効求人倍率を取り上げてみると0.28倍。
一般事務は志願者一人につき0.28件しか事務職の求人がないことになります。
これを競争率にすると約3.6倍。
合格率でいえば28%くらい。
結構狭き門となってきています。
一般事務は介護職に次いで求人件数が多い職業なのですが、それを上回って志願者が多い。
事務職は誰にでもできて、肉体労働や技術職よりはハードでない仕事。
志願者が殺到するのも分かります。
女性の社会進出が進み、オフィスレディが増えたことも一般事務の競争率が上がっている要因と考えられます。
経理職も供給過多に
経理の事務職だけを取り上げてみると、有効求人倍率は0.57倍。
志願者一人につき0.57件仕事があります。
競争率にすると1.74倍。
合格率にすれば57%。
それでも少ないのですが、一般事務よりはマシなようです。
経理は室内でパソコンに向かって作業をするイメージがありますが、銀行との交渉や取引先との連絡(請求など)、社内での予算案のプレゼンなどもあります。
つまり、人と接したり、話したりすることも重要なのです。
対人スキルがある経理マンは重宝されます。
ではどんな仕事が需要があるの?
医療福祉や介護関係は現在人手不足で、需要があります。
しかし医療関係は学歴と資格が必要で誰にでもできる仕事ではありません。
そこで、私たちの身近にある仕事で需要の高い仕事を調べてみました。
・販売や営業など人と接する仕事
・システムエンジニアなどの技術職
・土木建築、建設関係
・介護サービス
やはりハードな仕事ってなかなか人が集まらないんですね。
ハードだけど感謝されたときなど、やりがいも大きいという声も時々聞きます。
事務職志願の方も、接客が苦でない人は販売や営業などにも範囲を広げると就職がスムーズにいくかもしれませんね。
接客や人付き合いが苦な人も、人と接したり話したりすることに慣れていくとよいでしょう。
会社勤めで重要なのは仕事のスキルだと思っている方も多いのですが、人間関係を円滑にする人がとても重宝されます。
感じのよさ、話し方、基本的なビジネスマナーは、どの仕事でも役立ちます。
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