行政書士は在宅ワークに向く?
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最終更新日:2024/11/12
資格全般
人気資格の行政書士。
在宅で仕事ができる(※営業力または人脈が必要です)。
書き物をするだけのお仕事(※相談を受けることもあります)。
こういう甘い言葉に釣られて行政書士の講座を受講される方も多い。
まさに資格学校や業者の思うツボです。
しかも、その資格学校や業者(大手を含む)の教材(20~50万くらい)を完璧にやったとしても受からないのが行政書士。
どちらかというと、独学でも市販の書籍(1~2万程度の出費)でしっかりと対策をされている方が受かっているような感じです。
行政書士は企業では役立つ?
在宅ワークでなく、法的知識を身につけて会社で役立てようとする方もいらっしゃいます。
でも、一般の企業は「行政書士」という資格がなくても十分につとまります。
業務で使う法的知識がほしければ、本屋に行けばいくらでも分かりやすい書籍があります。
細かい部分は大抵検索すれば出てきます。
何も、合格率8~12%の行政書士がなくてもいいわけです。
このように「行政書士」は一般企業ではオーバースペックですが、「難関資格に挑戦し受かった」という努力と根性、学習力は評価されます。
また、資格手当がつくなら挑戦する価値もあるでしょう。
他は、法律の知識があれば、自分と周りの人を守ることができるという点が挙げられます。
自分で手続きができる点も便利ですね。
そもそも行政書士はどんな仕事?
行政書士の主な仕事は、官公庁に提出する書類を作成したり、実際にその書類を提出する事です。
ここだけ書けば、なんだ書き物をするくらいか、自分でもできそうと思われるのも無理はありません。
しかし、この仕事は依頼人から依頼を受けて達成してこそ発生するもの。
実際に依頼をしてきた方のお話をきいて対応する必要があります。
中には、行政書士で勉強したこと以外の事を聞かれることもあるでしょう。
司法書士の範囲とか、社労士の範囲とか、ざらにあるようです。
そのような質問に的確なアドバイスを与え、対応できてこその仕事なのです。
このように、行政書士はコンサルタント的役割も含んでいるのです。
こういう意味では、会社員以上にコミュニケーション能力、営業力が必要とされる職業なのです。
1人で自宅にこもって書き物をするだけと思ったら大間違いです。
行政書士は、依頼人さんの所に出向くこともあれば、官公庁に出向くこともあります。
誰とも会わずに、1人で自宅でコツコツなどという仕事でないことは確かです。
在宅ワークに「行政書士」を検討されている方は、自分に営業力はあるか、人と話すのは苦でないか、もう一度振り返って見て下さい。
くれぐれも、業者の甘い言葉にのせられませんように、お気をつけ下さいませ。
行政書士に興味があるなら、入門書を読んでみるのも1つの手。
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